【比較】パタゴニア「マイクロパフフーディ」解説【レビュー】

こんにちは。パタゴニア大好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。

パタゴニアの化繊インサレーションの内、軽量性に対する暖かさが極めて高いアイテムに「マイクロ パフ」シリーズがあります。

パタゴニア製品の中でも。革新的な高機能ウェアとして高評価されているアイテムです。

本記事では、実際にマイクロパフフーディを使用している私が、その性能や使用感をレビューしていきます。

結論として、マイクロパフフーディは、

「高価だが、インナーとして高性能な化繊インサレーション」です。

Patagonia メンズ・マイクロ・パフ・ジャケット
目次
  • マイクロパフフーディのデザインは
  • マイクロパフフーディの素材は
  • 「マイクロパフ」と「ナノパフ」を比較
    • シェルの違い
    • 重さの違い
    • インサレーションの違い
    • まとめ
  • マイクロパフフーディのデメリットは
    • シェルが薄い
    • 価格が高価
  • 製品保証あり

順番に解説します。

パタゴニア「マイクロパフフーディ」解説

パタゴニア公式オンラインショップより

マイクロパフフーディのデザインは

私が所有している「マイクロパフフーディ」


画像は、私の所有している「マイクロパフフーディ」です。

品番 :84030

カラー:black

サイズ:XS(165cm、55kgで丁度いい感じです。)

デザインの特徴は、中綿のステッチの入り方です。

ロフトを安定させ最大限にする革新的なキルト構造が特徴的ですね。
防水、防風性も備えています。

また、P-6ロゴが良いアクセントになっています。

マイクロパフフーディの素材は

素材

シェルと裏地:0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。

インサレーション:ポリエステル100%の65グラム・プルマフィル。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

パタゴニア公式オンラインショップより

「マイクロパフ」シリーズは化繊インサレーションを使ったジャケットです。

ダウンには鳥の羽根であるダウンが、化繊インサレーションには化学繊維が中に詰まっています。

「マイクロパフ」に封入されている化繊「プルマフィル」は、ダウンと違い、濡れても保温性を保ちます。

また、軽さに対する保温性が非常に高いパタゴニアの最新素材です。

インナーとして使用するのであれば、ピカイチの性能です。

「マイクロパフ」と「ナノパフ」を比較

私が所有している「ナノパフジャケット」


パタゴニアの化繊インサレーションを使った定番商品に「ナノパフ」シリーズがあります。

「マイクロパフ」シリーズも化繊インサレーションですが、その違いはどこにあるのか、比べてみましょう。

シェルの違い


・「ナノパフ」

シェル:1.4オンス・20デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%

・「マイクロパフ」

シェル:0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%


オンスが倍違いますね。

ナノパフは日常使いにも頼りがいのあるシェルですが、マイクロパフは機能性、軽量性を重視しているので、とにかく薄さ重視となっています。

アウターとしてではなく、インナー(ミドルレイヤー)として使用することを重視して作られたアイテムです。

重さの違い

裏地のないシンプルなつくり


●ナノパフフーディ 363g

例 350mlペットボトルのジュース位の重さ

●マイクロパフフーディ 246g

例 さつまいも1本位 

例えが微妙かもしれませんが、マイクロパフフーディの方が65%位軽量です。

実際に着たまま行動してみると、この差はかなり大きいと感じるものです。

インサレーションの違い


●ナノパフ

リサイクル・ポリエステル100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ

●マイクロパフ

ポリエステル100%の65グラム・プルマフィル

プルマフィル」はパタゴニアの独自素材で、軽くてコンパクトになるダウンのよさと、水濡れに強い化繊のよさを併せもつ新素材として注目されています。

超軽量かつダウン並みに温かい「マイクロパフ」の性能の秘密は、この革新的な素材にあります。

まとめ

●「ナノパフ」 

 日常着も可能。パタゴニアらしくリサイクル素材を多く使っている。

●「マイクロパフ」 

 性能重視のテクニカルウェア。超軽量なのに温かい。

どちらも魅力的ですので、用途に合わせて選んでみて下さい。

マイクロパフフーディのデメリットは

シェルが薄いので、アウターとして適していない。

ナノパフと比べると、シェルがかなり薄いです。

アウターとして使えないことはないですが、少し頼りないです。

アウターとしての使用もしたいという方は、「ナノパフ」の方が良いかもしれません。

価格が高価

●マイクロパフフーディ  40,700円

●マイクロパフジャケット 35,200円

●マイクロパフべスト   27,500円

かなり高価ですね。普段使いに躊躇する位です。

「ナノパフ」と違って、リサイクル素材を使用していないので、高価です。

しかし、その分高性能なウェアなので、満足度は高いです。

薄さに対する保温性の高さに驚くでしょう。

製品保証あり

高性能なのはいいけど、ちょっと高すぎるんじゃないかな…
価格差を考えると、ユニクロやモンベルで買った方がいいかも…

パタゴニア製品は、長期間の使用を前提とした製品保証があります。
使用中に破れなどがおきても、修理してくれますので、長期間の使用を前提とすれば、安い製品を買い替えるよりもお得かもしれません。

Worn Wear

Worn Wearはパタゴニアの製品をより長く使っていただくためのプラットフォームです。

なぜギアの寿命を伸ばすべきなのでしょう?

なぜなら私たちが惑星のためにできる最善のことは、消費を減らし、すでに所有している衣類をより長期間活用することだからです。

まずは消費を減らす。必要ないものは買わない。次は修理。まだ使えるものは直して使う。または再利用したり、共同使用することもできる。そしてついにこれらの選択肢がなくなったとき、リサイクルすること。

私たちは、皆さまの購買を削減するためにギアを長持ちさせるお手伝いをします。

私たちが会社としてできる最も責任あることのひとつは、長持ちする高品質の製品を作ることで、それにより皆様は消費を抑えることができます。

衣類の寿命をわずか9か月間伸ばすことにより、炭素排出、水の使用、そして廃棄物のフットプリントを20%〜30%も削減できます。

パタゴニア公式HPより

パタゴニアは環境保全のため、自社製品のリサイクル、修理にかなり積極的な企業です。

もし、高いお金を払って買ったマイクロパフフーディが数シーズン後に破れたり、なんらかの故障をしたとしても、直営店に持っていくか修理センターに郵送すれば、リペアされて帰ってくるでしょう。

※修理料金は状態によるので、直営店や公式HPから問い合わせてみて下さい。

直営店が近くにあるのであれば、とりあえず持って行って相談してみましょう。
私は、ナノパフの簡単な破れを応急処置してもらいました。もちろん無料でした。

良い製品を長い期間使いたいという方は、多少高くてもパタゴニア製品を買うメリットはあります。

何度もリペアされたアイテムは、きっと新品よりも魅力的に感じるはずです。

 

なお、製品保証について詳しく知りたい方は、下記の記事をどうぞ。

「マイクロパフ」で格別な快適を体験しよう

いかがでしたでしょうか。

「マイクロパフ」シリーズは、アウトドアブランドとしてのパタゴニア技術力を集めて作った高性能ウェアです。

タウンユースでマイクロパフフーディを着てしまうと、温かい上にとても薄いので、その上のアウターは何でもいいです(笑)

マイクロパフさえ着ておけば、春や秋に着るジャケットや薄いコートでも十分寒さを防げます。

冬用のヘビーアウターが必要なくなってしまいますね。

私はマイクロパフフーディを購入した後、気に入ったのでベストも購入しました。
間違いなく、良い商品です。

まとめ 下記の方におすすめ
  • インナーとして使う化繊インサレーションを探しているもの
  • とにかく軽い化繊インサレーションを探している方
  • パタゴニアの技術力を体感したい方
  • 冬用のヘビーアウターを持ちたくない方

高価ですが、製品保証を利用することで長年使用できますので、パタゴニア好きなら購入をおすすめします。

パタゴニア Patagonia メンズ・マイクロ・パフ・ジャケット

パタゴニア Patagonia メンズ・マイクロ・パフ・フーディ

 

 

なお、パイクロパフの上に着るジャケットについては、下記の記事をどうぞ。