マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットを比較【どっち?】

 

こんにちは。アウトドアファッション好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。

 

ノースフェイスの「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」がのどちらを買おうか迷うなぁ…
実際に使っている人の意見が知りたいな。

 

この記事は、「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」の購入に当たり、比較検討したい方に向け、書いています。

 

ノースフェイスのハードシェルは、高性能かつタウンユースに使いやすいデザインが人気のアイテムです。
 
中でも、「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」はノースフェイスの最も定番的なハードシェルジャケットで、毎年アップデートされてリリースされています。

 

デザイン的にも似ているので、いったいどちらを選べばいいのかと迷う方も多いのではと思います。

いきなり結論ですが、下記のとおりです。


●マウンテンライトジャケット

・タウンユース中心に着用したい

・比較的スリムに着こなしたい

・春や秋にも使用したい。

・安くて性能の良いハードシェルが欲しい

●マウンテンジャケット

・アクティビティでも使用したい

・ややオーバーサイズの着こなしを楽しみたい。

・主に冬にインナーダウンやフリースを着込んで着用したい。

順番に解説します。

【比較】マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットを比べました

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットのデザインの違いは?

画像は私が所有している「マウンテンジャケット」です。

品番:NP61800
カラー:BK(ブリティッシュカーキ)
サイズ:S

ちなみに165㎝55㎏男性です。
XSでもOKでしたが、少し大き目に着用したかったのでSサイズを選択しました。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

品番:NP11834

GOLDWIN公式サイトより

次に「マウンテンライトジャケット」です。

デザインはほぼ同じに見えますが、細かな違いがあります。

①ブラックの切り替え部分

マウンテンライトジャケット:肩から袖先まで、ブラックの切り替えデザイン。

マウンテンジャケット:肩からひじ部分までは、ブラックの切り替えがない。

「マウンテンジャケット」 ブラックの切り替え部分が途切れているデザイン。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

ブラックの切り替えが肩から袖まで伸びているデザイン。

GOLDWIN公式オンラインショップより

ちなみにK(ブラック)を選べば、この違いはなくなります。

②フロント部分のフラップボタン

マウンテンライトジャケット:フロントにフラップボタンが7つ。
マウンテンジャケット:フロントにフラップボタンが少ない。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

GOLDWIN公式サイトより

「マウンテンジャケット」は、フロント部分をジッパーとベルクロで閉めるため、フラップボタンが目立ちません。

 

大きなデザインの違いは、この2点です。

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの生地の厚さの違いは?

●マウンテンライトジャケット

<表地>70D GORE-TEX 2L(表:ナイロン100%、裏:ePTFE)

<裏地>Embossed Taffeta(ポリエステル100%)

●マウンテンジャケット

<表地>150D GORE-TEX Plain Woven(2層)(表:ナイロン100%、裏:ePTFE)

<裏地>30D Ripstop Nylon(ナイロン100%)

GOLDWIN公式オンラインショップより

マウンテンジャケット:150デニール生地。
マウンテンライトジャケット:70デニール生地。
というわけで、生地の厚さが違います。

ちなみに、デニールの意味は下記のとおりです。

デニール

原糸の太さ (繊度) を表わす単位の一つ。生糸,人絹糸,合織糸など長繊維 (フィラメント) に用いられる。長さを一定にして重さを測定して決める恒長式により,長さ 450m,重さ 50mgあるものの繊度を1デニールとする。デニール数が大きくなるにつれて,糸は太くなる。国際標準方式としてはテックスの使用が進められている。また同じ原糸の繊度を表わす単位として番手 (恒重式) があるが,これは綿糸,麻糸,毛糸など紡績糸に用いられている。

コトバンクより


マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット暖かさの違いは?

マウンテンライトジャケット:70デニール生地 < マウンテンジャケット:150デニール生地

生地の厚さは防風性に直結するので、単純に厚い方が暖かいという認識で問題なさそうです。

なお、1番上に着るハードシェルなので、それ自体に暖かさはありません。
防風、防水、透湿性がいかに優れているかがポイントとなります。

裏地については、透湿性を担保するため、下記の仕様になっています。


●マウンテンライトジャケット:広い範囲がメッシュ使用

●マウンテンジャケット:控えめなパンチングメッシュ仕様

マウンテンジャケットの裏地

裏地を見ると、「マウンテンライトジャケット」の方が、熱を外に排出しやすい仕様であると言えるでしょう。

また、インナーに分厚いフリースやニットを着込めるということであれば、サイズ感に余裕のある「マウンテンジャケット」の方が、保温性を高めやすいという結論になると思います。

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット機能面の違いは?

その他機能面の違いは下記のとおりです。

●フード部分の調整コード

マウンテンライトジャケット:露出している。

マウンテンジャケット:ポケットがあり、留め具が外から見えない。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

GOLDWIN公式オンラインショップより

「マウンテンジャケット」アジャスターコードがフードの中に自然に隠れます。


●フロント部分

マウンテンライトジャケット:ジッパーとフラップボタンによるダブルフラップ仕様

マウンテンジャケット:ジッパーとベルクロによるダブルフラップ仕様

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

GOLDWIN公式オンラインショップより

マウンテンジャケット ジッパーとベルクロのダブルフラップ使用


●フロントジッパー

マウンテンライトジャケット:シルバーのジッパー。

マウンテンジャケット:ブラックに塗装されている。ジッパープル部分に小さなロゴ入り。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

GOLDWIN公式オンラインショップより

「マウンテンジャケット」よく見ると、ジッパープルにロゴ入り。
●袖口のベルクロ部分

マウンテンライトジャケット:ベルクロでフィット感を調整可能

マウンテンジャケット:手前側に丸いベルクロが追加され、さらにフィット感の調整ができる。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

GOLDWIN公式オンラインショップより

「マウンテンジャケット」 丸いベルクロが追加。
●ジッパー

マウンテンライトジャケット:通常ジッパーの上からマジックテープでフラップ部分を固定し、防水。

マウンテンジャケット:止水ジッパーにより防水。防水性が高い。

「マウンテンジャケット」 止水ジッパー仕様で、防水性アップ。

 

●ベンチレーション(脇下の換気口)

マウンテンライトジャケット:なし。

マウンテンジャケット:ジッパーにより、開閉自由。

「マウンテンジャケット」 脇下のベンチレーションを開けば、オーバーヒート時に寒気を取り入れられます。

私は、自転車に乗る時よく「マウンテンジャケット」を着用するのですが、体が温まってくると、ベンチレーションを開けてオーバーヒートしないように調節しています。

●裏地

マウンテンライトジャケット:エンボスタフタ

マウンテンジャケット:リップストップナイロンで強度がある。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

「マウンテンライトジャケット」

GOLDWIN公式オンラインショップより

「マウンテンジャケット」 裏地の耐久性が高いです。
●スノーカフ(雪の侵入を防ぐ留め具)

マウンテンライトジャケット:なし。

マウンテンジャケット:スノーカフ付き。取り外し可能。

「マウンテンジャケット」 下方向からの雪や風を防ぐスノーカフ付き。取り外し可能。

機能面なら明らかに

マウンテンライトジャケットマウンテンジャケット

と言えるでしょう。

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットサイズ感の違いは?


「マウンテンライトジャケット」サイズ表 GOLDWIN公式オンラインショップより 
「マウンテンジャケット」サイズ表 GOLDWIN公式オンラインショップより

実寸ではなんとも比較しずらいですね。

しかし、マウンテンジャケットの方が、より冬季の山岳用に作られているので、インナーを着込みやすいようにややゆとりのあるサイズ感になっています。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンライトジャケット(メンズ)

マウンテンライトジャケット

GOLDWIN公式オンラインショップより

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |マウンテンジャケット(メンズ)

マウンテンジャケット

GOLDWIN公式オンラインショップより

 

インナーをさほど着込まず、スリムに着こなしたいという方は「マウンテンライトジャケット」が良いでしょう。

逆に、インナーに厚手のニットやフリースを着込む場合や、ボリュームがあった方がいいという場合は、「マウンテンジャケット」が良いですね。

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの値段の違い?


マウンテンライトジャケット:39,600円

マウンテンジャケット:55,000円

 

差額は15,400円となります。

機能部分の違いを比べて、この値段差が許せるかどうかが、購入の決め手になりそうですね。

マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット人気の違いは?

両方かなりの人気商品ですが、どちらが人気があるのでしょうか。

インスタグラムの投稿を見ても、どちらも人気があることがわかります。

まず、「マウンテンジャケット」のコーディネートです。

「マウンテンジャケット」は、シュプリームとのコラボレーションがあったり、サイズ感の余裕を活かしたストリートな着こなしをされている方が多いように感じます。

次に、「マウンテンライトジャケット」のコーディネートです。

「マウンテンライトジャケット」の方が、街着でコーディネートしやすい様子があります。

どちらも、アイコニックなデザインでかっこいいですね。

「マウンテンライトジャケット」、「マウンテンジャケット」の違いを簡単にまとめます。

いかがでしたでしょうか。

ノースフェイスの「マウンテンライトジャケット」、「マウンテンジャケット」ともに完成度の高いハードシェルです。

両方購入するのもいいかもしれませんが、かなり万能なジャケットなので、どちらか1つのみを持つだけで十分なアイテムかもしれません。

自分のライフスタイルに合ったジャケットを選んでみて下さい。

それぞれまとめると、下記の方におすすめです。

マウンテンライトジャケット

・タウンユース中心に着用したい

・比較的スリムに着こなしたい

・春や秋にも使用したい。

・安くて性能の良いハードシェルが欲しい

マウンテンジャケット

・アクティビティでも使用したい

・ややオーバーサイズの着こなしを楽しみたい。

・主に冬にインナーダウンやフリースを着込んで着用したい。

ちなみに私は「マウンテンジャケット」を選択しました。

理由は、主に冬に自転車やバイクで使用するためで、高い防風、防水、透湿性があった方が、ライフスタイルに合っていると感じるからです。
秋や冬には、色々は服を着る楽しみがあるので、アウトドアウェアを着ることは少ないと思いました。

また、人気色やサイズはシーズン前に売り切れますので、入荷してすぐ購入する方が良いかもしれません。

なお、マウンテンジャケットのさらに詳しいレビューについては、下記の記事をどうぞ。