街でも雪山でも使える、ゴアテックス150デニールの重厚シェル。ノースフェイスの本格ジャケットを徹底レビュー。

こんにちは、パタゴニア&アウトドアブランド大好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。
ノースフェイスの「マウンテンジャケット」って、どんなジャケット?
サイズ感も気になるなあ。
私はこのジャケットを旧モデルから愛用しており、通勤からアウトドア、子どもの送り迎えまで、さまざまなシーンで活用してきました。
本記事では、現行モデルのスペックや使い勝手をレビューしつつ、どんな人に向いているか・どんなふうに使えるかを、実体験をもとに詳しく紹介していきます。
この記事では、THE NORTH FACEの名作「マウンテンジャケット(NP61800)」について、1年近く使ってきたレビューをベースに、サイズ感・使用感・他モデルとの比較まで詳しく解説します。
本格的なハードシェルだけど、街でも浮かないデザイン。
買ってよかったと思える1着です。
購入を検討中の方は、ぜひこの記事を読んで、サイズ選びや他モデルとの違いの参考にしてみてください。
それでは順番に解説していきます!
【定番】ノースフェイス「マウンテンジャケット NP61800」ってどんなモデル?
「マウンテンジャケット(NP61800)」は、1985年の誕生以来、幾度ものアップデートを経て愛され続けているTHE NORTH FACEの定番ハードシェル。
本格的なアウトドア性能を備えつつ、街でも自然に馴染むデザインで長年人気を集めています。

現行モデルは、GORE-TEX 2レイヤー仕様で150デニールの厚手ナイロンを使用。防風・防水性に優れ、街・山・雨の日とシーンを選ばず活躍してくれます。
私自身は旧モデルを長年愛用し、雨の日の自転車移動から旅行、バイクツーリングまで対応。今回は改めて最新スペックを確認しつつ、今あえて選ぶ価値について、リアルな目線でレビューしていきます。
主な特徴
- 型番:NP61800
- 素材:GORE-TEX 2層構造(表地150Dナイロン)
- 用途:雪山対応の本格スペック+タウンユースにも映えるデザイン
- 価格:¥59,400(2025年時点)
デザインの特徴は?街でも浮かない見た目?

一目で「ノースフェイスらしさ」が伝わる王道デザイン。
左肩に入ったロゴ刺繍が象徴的で、アウトドアだけでなく街着としても高い人気を誇ります。
品番NP61800。
高級感あるナイロン素材と程よいデザインが、ハードシェルにありがちな武骨すぎる印象ではなく、逆におしゃれな雰囲気を与えてくれます。
「アウトドア感」が強すぎず、街で着ても浮かないのが嬉しいポイント。

フロントはダブルジップ仕様。さらに、ジッパー+マジックテープで風雨をブロック。冷たい風もしっかり防げます。
気温に応じてジップだけで閉めたり、寒い日はがっちり2重で閉じたりと、調整しやすいのも魅力です。

グローブの上から締めたり、風を防いだりと用途に応じた使い方ができます。

両脇には大きく開閉できるベンチレーション(通気口)を装備。
熱がこもるのを防ぎ、アクティブに動くシーンでも快適です。
私は自転車を漕いでいる時、暑くなってくると全開にします。
気持ちいい瞬間です(笑)
スペックは?生地の厚さや機能をわかりやすく解説

使用素材
<表地>150D GORE-TEX Plain Woven(2層)(表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE)
<裏地>30D Ripstop Nylon(ナイロン100%)
裏地の肩・脇下部分はレーザーパンチングメッシュ/フロントダブルフラップ仕様/デタッチャブルスノーカフ/ワンハンドアジャスター対応フーデット/袖口は2段階で締め込みできる仕様
出典:Goldwin公式オンラインショップ
「マウンテンジャケット」は、登場以来30年以上にわたって進化を続ける本格ハードシェル。最新モデルも、過酷な環境に耐えうる高性能素材で構成されています。
特筆すべきは150デニールの表地。耐久性が非常に高く、岩場や雪山などでの着用にも耐える仕様です。
150デニールの街着でも使えるシェルはなかなかありません。防風性もバッチリです。
ちなみに、人気モデルの「マウンテンライトジャケット」は70デニール。かなり信頼感が異なります。

正直、街で着るにはオーバースペックかも(笑)でも長く使いたい人にはこれくらいが安心。
【着用レビュー】街や雨の日に着て感じたメリットと注意点
筆者がこの「マウンテンジャケット 」を使ってきたのは、登山や雪山ではなく、街や公園、そして自転車やバイクでの移動などの日常シーンが中心です。
- 雨の日に安心して着られる安心感
GORE-TEXの防水性はさすがで、多少の雨ではまったく濡れません。傘なしでも余裕です。雨の日のバイク移動も問題なし。 - 街でも浮かない落ち着いたデザイン
ロゴの主張は控えめで、カラーもおしゃれな配色が多く、アウトドア感が強すぎないため、普段着としても違和感がありません。 - 気温調整しやすいベンチレーション
サイクリングや公園などで子どもと動いていると暑くなることも。脇のベンチレーションを開けるとかなり快適です。 - ちょっと大きめに着るとインナー調整が楽
Sサイズでもやや余裕があり、秋〜春の3シーズン対応。中にフリースやスウェットを着ても窮屈になりません。
雪だろうが台風だろうが、風と雨をしっかり防いでくれるのがありがたいです。
【サイズ感】165cm/56kgがSサイズを着てみた感想
筆者の体型は 身長165cm・体重56kg。着用しているのは Sサイズです。

ややゆったりとしたサイズ感で、インナーにスウェットや厚手のフリースを着ても問題ありません。マウンテンジャケットは中に着込む前提で設計されています。
ただし、裾まわりや袖はベルクロで調整できるので、シルエットが大きく崩れることはなく、街着としてもバランスよく着られます。

大きすぎる印象はなく、むしろ今っぽいバランス感。真冬は中にインナーダウンを仕込んでも大丈夫でした。
168㎝女性でメンズのサイズSを着用しています。いいサイズ感でステキですね。



ちなみに私は165㎝男性で、サイズSを着用しています。1サイズ大き目といった感じですが、中にフリースなんかをよく着込むため、ストレスなく着用できています。
【比較表あり】今選ぶならどれ?マウンテン系人気モデルを徹底比較
モデル | 型番 | 画像 | 防水性能 | 生地の厚さ | 重量感 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
THE NORTH FACE マウンテンジャケット | NP61800 | ![]() | GORE-TEX(2層) | 150デニール | やや重め | 雪山対応の本格仕様。クラシックで重厚な印象。 |
THE NORTH FACE マウンテンライトジャケット | NP62450 | ![]() | GORE-TEX(2層) | 70デニール | 標準 | 街でも着やすいデザイン。タウンユース+アウトドア。 |
パタゴニア トリオレット・ジャケット | 83403 | ![]() | GORE-TEX(3層) | 約75デニール | やや軽量 | アルパイン向けの本格モデル。高山・悪天候に強い。 |
パタゴニア トレントシェル3L・ジャケット | 85241 | ![]() | H2No(3層) | 50デニール | 軽量 | コスパ重視の防水ジャケット。街〜軽登山に最適。 |
「どれを選べばよいか?」は使用シーン次第。耐久性・防水性を重視するならマウンテンジャケット、街での着回しやすさならマウンテンライトやトレントシェルが活躍します。
こうして比較すると、マウンテンジャケットは「都市でも使える本格派」という位置付け。特に生地の厚みと耐久性では頭ひとつ抜けています。
また、価格面ではトレントシェルが魅力的ですが、長く使える1着を求めるなら、マウンテンジャケットは間違いのない選択肢です。
なお、街着想定でもう少し価格を抑えた着やすいモデルなら、マウンテンライトジャケットがおすすめです。
ちなみに、私はトレントシェルジャケットを長年着倒しています。詳しいレビューが気になる方は下記にリンクからどうぞ👇
【こんな人におすすめ】街〜アウトドアまで万能な理由
THE NORTH FACE「マウンテンジャケット(NP61800)」は、価格も仕様も本格的なモデルですが、それに見合う価値を感じられる人には間違いなくおすすめです。
こんな方におすすめです:
- 雪や強風など過酷な天候でも安心したい人
- クラシックなTHE NORTH FACEの雰囲気が好きな人
- 街でもアウトドアでも着回したい人
- ゴアテックスのしっかりしたジャケットを1着欲しい人
【まとめ】街も自然もいける本格派ジャケットを探してる人へ
THE NORTH FACEの「マウンテンジャケット(NP61800)」は、ただのアウターではありません。雪山にも耐えうるスペックと、クラシックなデザインを両立したシェルジャケットとしての魅力があります。
確かに価格は高めですが、それだけの価値は十分。普段使いからアウトドアまで、1着で幅広く活躍してくれる万能シェルです。特に、ハードな環境と街着を両立できるジャケットはなかなかありません。
特に、真冬は大活躍間違いなしのジャケットです。
流行に左右されないスタイル、信頼できる機能性──。本格派のアウターを探しているなら、「マウンテンジャケット」はきっとあなたの期待に応えてくれます。