マイクロパフとナノパフの違い|どっち買う?用途別の最短回答

パタゴニアのナノパフとマイクロパフが気になるけど、どんな違いがあるのかな…
自分のライフスタイルにはどちらが合っているんだろう?

「マイクロパフ」、「ナノパフ」を実際に使用した上で、その特徴を解説します!

マイクロパフとナノパフの違い|どっち買う?用途別の最短回答

最短回答 用途で一発選び

マイクロパフ / ナノパフ の比較(要点)

項目マイクロパフナノパフ
外観(参考画像)
マイクロパフ ジャケット(ブラック)
メンズ・マイクロ・パフ・ジャケット(製品番号 84066)
ナノパフ ジャケット(ブラック)
メンズ・ナノ・パフ・ジャケット(製品番号 84213)
価格(税込)¥39,600(メンズ・マイクロ・パフ・ジャケット/製品番号 84066)¥33,550(メンズ・ナノ・パフ・ジャケット/製品番号 84213)
重さ約295 g約369 g
シェル生地 パーテックス・クアンタム(0.8オンス・10デニール・ネットプラス・ナイロン100%/PFASを意図的に使用せずに製造したDWR) リサイクル・ポリエステル100%(20デニール・1.4オンス/PFASを意図的に使用せずに製造したDWR) + 裏地:1.3オンス・リサイクル・ポリエステル100%
中綿65グラム・プルマフィル(リサイクル・ポリエステル100%)60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ(リサイクル・ポリエステル100%/P.U.R.E.)
暖かさの傾向“重量比”に優れる。動き続ける前提なら十分街〜軽アウトドアで“ちょうど良い”体感
日常耐久繊細寄り(10デニール)。ミドルレイヤー運用◎安心感高い(20デニール+裏地)。単体アウター運用◎
向く人軽さ至上・バックパック行動・シェル下のミドルレイヤー中心通勤通学など“毎日雑に”使いたい・1着で回したい
サイズ

サイズのコツ(USフィット目安)

  • ウェアの性能を最大限生かしたい−1(例:S→XS)
  • バランス重視・普段どおり通常サイズ
  • 厚手インナー前提/街着でゆったり着たい+1

基本は肩幅と袖丈優先。「下に着るか/上に着るか」でゆとりを調整すると失敗しにくい。

FAQ

よくある質問

どっちが暖かい?
重量比”では マイクロパフ が有利。ただし街の体感は ナノパフ で十分な場面が多いです。
通勤で雑に使うなら?
ナノパフ。表地20デニール+裏地付きで、擦れや引っかけに比較的タフ。
レイヤリングは?
上にハードシェルを着るなら軽快な マイクロパフ。単体アウター運用中心なら ナノパフ が無難。
1着で山と街を兼用したい
迷ったら ナノパフ。軽さ最優先の山行が多いなら マイクロパフ も有力です。

迷ったら公式ラインナップをチェック

※上記はアフィリエイトリンクです。

更新履歴:2025-09-14 「ミドルレイヤー運用」に表記統一/「街着でゆったり着たい」に文言修正/CTAをアフィリエイトURLに更新

次章からは、より詳しく解説します。

それではいってみましょう。

マイクロパフとナノパフの違い/詳しく解説!

マイクロパフとナノパフの比較(屋外)
左:マイクロパフ、右:ナノパフ(いずれも筆者所有)

最初に:用途別の“即答”

街着~一枚着の万能性

ナノパフを推し。20デニール表地+裏地つきで風を切り、扱いがラク。

ナノパフ ジャケット(外観)
ナノ・パフ・ジャケット(製品番号84212)

軽さ最優先/重ね着・携行

マイクロパフを推し。10デニールの超軽量シェル+プルマフィルで“重量あたりの暖かさ”が秀逸。ミドルレイヤー運用に最適。

マイクロパフ フーディ(外観)
マイクロ・パフ・フーディ(製品番号84030)

ナノパフはほんと万能。
自分は1年のうち約6か月は着ています。

着心地・フィット(実着レビュー)

実着レビュー用イメージ(ロフト感のわかる近景)
ふっくらロフト感。空気を多く含み“ふわっ”と軽い着心地。
  • マイクロパフ:とにかく軽い(ジャケット約295g)。裏地なしで生地が体に沿い、ミドルレイヤー運用に差し込みやすい。
  • ナノパフ:ややパリッとした20デニール+裏地で袖通しが良く、街着の一枚着として安定(ジャケット約369g)。

※サイズ・年度で微差あり。タウン中心なら普段サイズ、街着でゆったり着たいならワンサイズ上も◎。

保温力・風雨性能(体感差)

プルマフィルの構造イメージ
プルマフィル:ダウン構造を模した連続フィラメントで、濡れてもロフト保持。
ナノパフの裏地
ナノパフは裏地つきで着心地と防風感が安定。アウター運用がしやすい。
  • 暖かさ(同条件):どちらも化繊中綿で濡れに強い。重量あたりではマイクロパフが優位、単体アウター運用ではナノパフが体感で一歩堅実。
  • 防風・耐水:どちらも風に強く小雨は弾く。ハードシェル併用ならマイクロパフの軽暖バランスが光る。

携行性・収納性

携行サイズのイメージ
マイクロパフは“さつまいも1本”くらいの軽さ体感。ザック常駐に最適。
  • マイクロパフ:10デニールの超軽量シェルで極小にまとまりやすい。レイヤリング前提の携行用にベスト。
  • ナノパフ:小さく畳めるが、生地厚と裏地ぶんだけ嵩はやや増える。

どちらも“ポケッタブル”想定。行動中の温度調整で出し入れしやすいのが長所。

マイクロパフは着てるのを忘れる軽さ。
少しテクニカル寄りの雰囲気も好き。

生地の質感・耐久(マテリアル比較)

マイクロパフのシェル(パーテックス・クアンタム 10デニール)
マイクロ:パーテックス・クアンタム 10デニール ナイロン。薄くて軽い=取り扱いは丁寧に。
ナノパフの生地イメージ(20デニール リサイクル・ポリエステル)
ナノパフ:20デニールのリサイクル・ポリエステル。日常の擦れにも強く、外着で気を遣いにくい。
所感:街~通勤の一枚着はナノパフが安心。厳冬や山行ではマイクロパフを中間着にしてハードシェルで保護すると快適。

化繊だから濡れても暖かいし、自宅で洗えてケアが楽
ずぼらな自分にはピッタリです(笑)。

レイヤリング実例(気温・シーン別)

冬のアウトドアシーン
行動+停滞のメリハリがある日は軽さと復温性が効く。
  • 10~15℃|街歩き・自転車:薄手ロンT+ナノパフ一枚で快適。風の強い日は特に◎。
  • 0~10℃|通勤・旅行:スウェット(or薄フリース)+ナノパフ。雨予報は上にライトシェル。
  • -5~5℃|登山・キャンプ:ベースレイヤー+マイクロパフ+ハードシェル。停滞時も暖かさをキープ。
  • 携行前提の日:マイクロパフをスタッフサックに入れてザック常駐→温度調整が超ラク。

主要スペック比較表

項目マイクロパフナノパフ
中綿65グラム・プルマフィル・リサイクル・ポリエステル100%リサイクル・ポリエステル100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ
シェルパーテックス・クアンタム 10デニール ナイロン(ネットプラス)20デニール リサイクル・ポリエステル(1.4オンス)
裏地なし(軽量重視)あり(1.3オンス・リサイクル・ポリエステル)
キルト独自キルトでロフト安定ブロック型で片寄り防止
重量(ジャケット公称)約295g約369g
得意領域レイヤリング/携行/UL志向(ミドルレイヤー運用一着完結の街用/汎用性(単体アウター運用)

※重量・仕様はサイズやモデル年で前後します。

どっちを買う?タイプ別の結論

初めての1枚・失敗したくない

ナノパフ。防風感・耐久・扱いやすさの“三拍子”。

軽量装備/重ね着の最適解が欲しい

マイクロパフ。ハードシェルの下で真価を発揮。

着用時間の大半が“アウター使い”

ナノパフ20デニール生地+裏地で街でもアウトドアでも安心。

リサイクル素材の図版(パタゴニア)
ナノパフはP.U.R.E.採用のプリマロフト・ゴールド・エコ。サステナブル志向にもマッチ。

マイクロパフとナノパフ、街着で使用する場合はどっち!?

結論:ナノパフ > マイクロパフ

ナノパフ(ブラック、型番84213)外観

ナノパフ(街着の本命)

  • 表地:リサイクル・ポリエステル(20デニール)+裏地ありで一枚着の安定感
  • キルト:レンガ型ブロックで片寄り防止&日常耐久
  • 通勤・通学・街歩きで雑に扱っても安心感が高い
マイクロパフ(ブラック、型番84066)外観

マイクロパフ(軽さ優先)

  • 表地:パーテックス・クアンタム(ナイロン、10デニール)で超軽量
  • 中綿:65グラム・プルマフィル・リサイクル・ポリエステル100%(重量比の保温力が高い)
  • 裏地なしの軽快さ。ミドルレイヤー運用に最適

一枚で街着運用: ナノパフ が有利(20デニール表地+裏地で見た目も落ち着きやすい)。

薄くて暖かいインナー(ミドルレイヤー運用): とにかく軽くて薄い マイクロパフ がベスト。

タウンユースなら、よほど細身のアウターでなければ ナノパフ で十分すっきり着られます。

どこで買う?最短リンクと関連記事

※価格・在庫はショップ/カラーで変動します。リンク先で最新情報をご確認ください。

ナノパフを今すぐチェック

【patagonia】メンズ ナノパフフーディ
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街着一枚で“迷ったらコレ”。

マイクロパフを今すぐチェック

【patagonia】メンズ マイクロパフ ベスト
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軽さ最優先。レイヤリング派に。

関連記事(詳しいレビュー)

ナノパフはかなり万能(自分は年の半分ほど着用)。一方でマイクロパフは“着ているのを忘れる”軽さ。用途に合わせて選べます。