97年製、初期型インファーノジャケット。品番84300。
カラーはフェニックスレッド。
ナイロンシェルの表地にフリースの裏地を施したジャケットであり、気軽に防風、防寒できて街着として気軽に着用できる。
インファーノはマイナーチェンジをしており、初期型の特徴は正面に持ち手つきのジッパーポケットがつくこと。中期以降は内側についている。
- 初期型(97、98年) ナイロンシェル。左胸に縦型のジップポケットが付く。ダブルジップ。
- 中期(99~2001年) ナイロンシェル。左胸の縦型のジップポケットが裏側に移動。ダブルジップ。
- 後期(2003~2007年) ポリエステルシェル。シングルジップ。
近年、インファーノの価格が高騰している。裏地がフリース生地なので、ハードシェルと違って劣化が少ないため、状態の良いものが残りやすいためだろう。
【patagonia】97年製 インファーノジャケット フェニックスレッド
インファーノジャケットの特徴
インファーノの特徴は、オールドパタゴニアらしい八の字型のサイドポケット。
裏時はブラックのフリース。袖の裏までしっかりとあるので暖かい。フードの裏にもびっしりなので、フードに立体感が生まれる。このことで着用してみると小顔効果があり、簡単にスタイル良く見える。
また、口の当たる部分は肌さわりの良いグレーの素材に切り替えてある。
ポケット裏はメッシュになっており、裏地のフリースに繋がっている。
ちなみに、インファーノジャケットの現行製品はイスマスパーカになるが、デザインがかなり異なる。キッズ用だがキッズインファーノジャケットがあるので、小柄な方でサイズが合えばこちらがおすすめである。
まとめ:インファーノジャケットのサイズ感
・サイズ感 165㎝55㎏ インファーノジャケットのサイズSを着用。
インファーノの防寒性能については、そんなに期待してはならない。ゴアテックスシェルにインナーダウンでも着こんだ方がはるかに快適だろう。
しかし、インファーノの良いところは、気軽に羽織えてそこそこ暖かい点だろう。裏地はフリースなので、ミドルレイヤーの選択に迷うところだが、筆者的にはインファーノを着る場面というのは、とても寒い日や運動する日ではないので、結構適当に合わせている。あまりモコモコしすぎないようにしたい。
インファーノを着て運動する気にはならないが、街着としては便利で、ついつい着用頻度が増えてしまうジャケットである。
特にこのフェニックスレッドのシェルは、冬にとても映える。道行く人の上着が大体黒くなる中、赤いジャケットを着ることは勇気がいるかもしれないが、なんとかジャケットに着られないようにしたい。