
こんにちは。アウトドアファッション好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。
ノースフェイスの「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」って、何が違うの?
結局どっちが自分に合うんだろう…
この記事では、THE NORTH FACEの人気2大ハードシェル「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」を徹底比較。筆者の着用感・仕様の違い・使い分けポイントを紹介します。
ノースフェイスのハードシェルは、高性能かつタウンユースに使いやすいデザインが人気のアイテムです。
中でも、「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」はノースフェイスの最も定番的なハードシェルジャケットで、毎年アップデートされてリリースされています。
結論を先にまとめると、選び方はこのとおり。
本格アウトドアでも安心な耐久性・重厚感を求めるなら → マウンテンジャケット
街やライトなアウトドアで気軽に使いたいなら → マウンテンライトジャケット
それぞれの違いやメリット・デメリットを、順番に解説していきます。
【比較】マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットを比べました

項目 | マウンテンジャケット NP61800 | マウンテンライトジャケット NP62450 |
---|---|---|
素材 | GORE-TEX 2層構造 150Dナイロン | GORE-TEX 2層構造 70Dナイロン |
裏地 | 30D Ripstop Nylon(ナイロン100%) | TNF Embossed Taffeta(ポリエステル100%) |
重量 | 約810g(L) | 約735g(L) |
防風、防水性 | ◎(高耐久・全天候) | ○(全天候~日常) |
シルエット | ややゆったり | ややスッキリ |
価格(税込) | ¥59,400 | ¥44,000 |
まとめると:「マウンテンジャケット」は耐久性とハードな使用環境に向いた本格派。冬のアウトドアやバイクツーリングなんかもおすすめです。
一方で「マウンテンライトジャケット」はやや軽めなので街にもなじむ万能さが魅力。春秋やタウンユース中心の方に◎。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットのデザインの違いは?

画像は私が所有している「マウンテンジャケット」です。
品番:NP61800
カラー:BK(ブリティッシュカーキ)
サイズ:S
ちなみに165㎝55㎏男性です。
XSでもOKでしたが、少し大き目に着用したかったのでSサイズを選択しました。

品番:NP11834
GOLDWIN公式サイトより
次に「マウンテンライトジャケット」です。
デザインはほぼ同じに見えますが、細かな違いがあります。
マウンテンライトジャケット:肩から袖先まで、ブラックの切り替えデザイン。
マウンテンジャケット:肩からひじ部分までは、ブラックの切り替えがない。


「マウンテンライトジャケット」
ブラックの切り替えが肩から袖まで伸びているデザイン。
GOLDWIN公式オンラインショップより
ちなみにK(ブラック)を選べば、この違いはなくなります。
マウンテンライトジャケット:フロントにフラップボタンが7つ。
マウンテンジャケット:フロントにフラップボタンが少ない。


GOLDWIN公式サイトより
「マウンテンジャケット」は、フロント部分をジッパーとベルクロで閉めるため、フラップボタンが目立ちません。
大きなデザインの違いは、この2点です。
素材スペックの違いを解説
どちらも「GORE-TEX 2層構造」を採用しており、防水・防風・透湿性能は信頼のおける仕上がり。ですが、表地の厚さや裏地の仕様には明確な違いがあります。
マウンテンジャケット(NP61800):150デニールで高耐久
表地は150デニールのナイロンで、ノースフェイスのアウターの中でも屈指の厚さ。摩擦・擦れに強く、岩場や樹木の多い場所でも安心です。
裏地はナイロンを使ったメッシュとタフタのハイブリッド構造で、通気性と着心地のバランスに優れます。厚手インナーとのレイヤリングも快適です。
そのぶん重量は約880g(Lサイズ)とやや重めですが、雪山や極寒のアウトドアで信頼できるハードシェルとして設計されています。
マウンテンライトジャケット(NP62450):70デニールで軽快
表地は70デニールのナイロン。マウンテンジャケットと比べて半分程度の厚みで、着た瞬間にわかる軽快さがあります。
裏地は全面タフタ(滑らかなポリエステル生地)で、春秋の薄手トップスとの相性が抜群。通勤や街歩きでも着やすく、肌当たりもソフトです。
重量は約700g(Lサイズ)。本格アウトドアにも対応可能ながら、普段使いの快適性を重視する人にフィットするスペックです。
▶️ つまり「耐久性と防御力のマウンテン」「軽さと快適さのライト」、という素材の方向性の違いが選び分けのカギになります。
ちなみに、デニールの意味は下記のとおりです。糸の太さの単位なんですね。
デニール
原糸の太さ (繊度) を表わす単位の一つ。生糸,人絹糸,合織糸など長繊維 (フィラメント) に用いられる。長さを一定にして重さを測定して決める恒長式により,長さ 450m,重さ 50mgあるものの繊度を1デニールとする。デニール数が大きくなるにつれて,糸は太くなる。国際標準方式としてはテックスの使用が進められている。また同じ原糸の繊度を表わす単位として番手 (恒重式) があるが,これは綿糸,麻糸,毛糸など紡績糸に用いられている。
コトバンクより
また、インナーに分厚いフリースやニットを着込めるということであれば、サイズ感に余裕のある「マウンテンジャケット」の方が、保温性を高めやすいという結論になると思います。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット機能面の違いは?
私は、自転車に乗るときによく「マウンテンジャケット」を着ています。走っていると身体がすぐ温まるので、脇下のベンチレーションを開けて、熱を逃すように調節しています。こういう本格的な機能は街でも活躍します。

ここまで紹介してきた通り、ベンチレーション・スノーカフ・止水ジッパーなど、ディテールの充実度はマウンテンジャケットの方が一枚上手。
機能性を重視するなら、
マウンテンライトジャケット < マウンテンジャケット
と言えるでしょう。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットサイズ感の違いは?


実寸の差は小さく見えますが、マウンテンジャケットの方が冬季の登山向けに設計されており、インナーを着込みやすいようややゆったりした作りになっています。

マウンテンジャケット
(GOLDWIN公式サイトより)

マウンテンライトジャケット
(GOLDWIN公式サイトより)
インナーをさほど着込まず、スマートに着たい方はマウンテンライトジャケットが向いています。
一方で、厚手のニットやフリースを中に着たい方や、防寒性・耐久性を重視する方にはマウンテンジャケットがフィットします。
どちらもGORE-TEX素材を採用した全天候型ジャケットで、街使いからアウトドアまで幅広く活躍してくれます。
「軽くスマートに使いたい」ならマウンテンライト、
「ハードに長く使いたい」ならマウンテンジャケットが基本の選び方です。
機能部分の違いを比べて、この値段差が許せるかどうかが、購入の決め手になりそうですね。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット人気の違いは?
両方かなりの人気商品ですが、どちらが人気があるのでしょうか。
インスタグラムの投稿を見ても、どちらも人気があることがわかります。
まず、「マウンテンジャケット」のコーディネートです。
マウンテンジャケットは、Supremeとのコラボでも知られるストリート色が強いモデル。ややゆとりのあるシルエットと武骨な雰囲気が特徴です。
次に、「マウンテンライトジャケット」のコーディネートです。
マウンテンライトジャケットは、より街着向きでスマートな印象。すっきりとしたシルエットが好まれ、カジュアルからキレイめまで幅広いコーデに対応します。
どちらも人気があり、用途やスタイルによって支持層が分かれている印象です。
迷ったら、「街での使いやすさ=マウンテンライト」「無骨な存在感=マウンテンジャケット」で選ぶとしっくりきますよ。
まとめ:街でも山でも頼れる2大GORE-TEXジャケット
いかがでしたでしょうか。
どちらも高い防水性と耐久性を誇る、ノースフェイスの人気アウターですが、選び方のポイントは以下の通りです。
比較項目 | マウンテンジャケット | マウンテンライトジャケット |
---|---|---|
用途 | 登山・寒冷地対応 | 街着・普段使い |
シルエット | ゆったり・重厚 | スリム・すっきり |
着込みやすさ | 厚手インナーOK | 薄手インナー向き |
重さ | やや重め | 軽量 |
おすすめな人 | 寒さや悪天候に備えたい人 | 街で着回したい人 |
どちらも長く使える高機能ジャケットなので、用途やスタイルに合った方を選べば後悔は少ないはずです。
どちらを選んでもGORE-TEXによる防水・防風性能は折り紙付き。タウンユースから自然まで、あなたのライフスタイルにフィットする一着を選んでください。
各モデルの詳細ページ・購入リンクは下記に掲載しています👇
➡️ 「マウンテンジャケット」商品ページ
➡️ 「マウンテンライトジャケット」商品ページ
ちなみに私は「マウンテンジャケット」を選択しました。
理由は、主に冬に自転車やバイクで使用するためで、高い防風、防水、透湿性があった方が、ライフスタイルに合っていると感じるからです。
秋や冬には、色々は服を着る楽しみがあるので、アウトドアウェアを着ることは少ないと思いました。
なお、マウンテンジャケットのさらに詳しいレビューについては、下記の記事をどうぞ。