
廃盤なのにいまだに人気──その理由とは?
ノースフェイスの「クラシック・カンガ2」。今は廃盤ながらも本ブログでも検索流入が続き、密かに人気のボディバッグです。実は、スポーツオーソリティ別注モデルで、街であまり見かけないのも納得。
この記事では、筆者が実際に数年愛用してきたクラシック・カンガ2の魅力や使用感をレビューしていきます。

クラシック・カンガ2とは?
「軽い・大きい・ちょうどいい」が揃った、ノースの隠れ名品ボディバッグです。

軽くて大容量、一眼レフも入る8Lのウエストバッグ。今でも「探してでも欲しい」と言われる理由をレビューします。
型番はNM82182A。容量は8Lで、ぱっと見よりしっかり入るサイズ感。定番モデル「スウィープ」が4Lなので、容量差は歴然です。
一眼レフや2Lペットボトルも入るため、「小さすぎず、大きすぎない」ちょうど良さが魅力です。
シンプルかつ機能的なデザイン

画像は実際に私が使用しているクラシックカンガ2です。
- ダブルジップのメイン収納
- 小物が入るフロントポケット
- 左右のメッシュポケット
- 背面パッド付き(控えめ)
- ロゴ入りのオリジナルパーツベルト
ロゴは控えめで、どんな服装にも合わせやすいデザイン。派手さより「実用性とバランス」を重視した印象です。
結構シンプルなデザインです。ロゴの主張はそこそこといった感じ。

メインの収納。ダブルジップ仕様です。
想像以上にモノが入るのが驚き。生地や背面パッドが薄めだから、体感容量が大きく感じるんです。

フロント収納。小物入れ位の容量です。

両サイドのメッシュポケット。バッグの中に入れたくないちょっとしたものを入れる時に便利。

見えづらいですが、体と接する部分の衝撃を吸収するためのパッド部分です。控えめですが、タウンユースには必要十分といった感じ。

ベルトの長さは調節可能です。よく見るとノースフェイスのロゴ入りオリジナルパーツです。
以上のとおり、クラシックという名前のとおり、比較的シンプルなデザインとなっています。
柔らかくて扱いやすい生地感

メイン素材は900Dリップストップポリエステル、部分的に450Dポリエステルを使用。ガチガチすぎず、体に馴染む柔らかさ。
適度な撥水性もあり、多少の雨なら問題ありません。
固さがない使いやすい生地感です。収納物に応じて形を変えてくれる位の柔らかさ なので、容量が大きく感じます。
収納力|意外と入る8L

公式のスペックでは容量8Lですが、実際にはそれよりも少し多く入る印象があります。見た目以上に収納力があるのは、柔らかい生地と薄めの背面パッドのおかげで、バッグが中身に合わせてふくらみやすいから。体感的には9〜10Lほど入ります。

私の感想ですが、クラシックカンガ2はパッドが薄く生地も柔らかいため、中身に合わせて膨らみやすく、想像以上に容量があると感じます。

着用イメージ|165cmのコーデ例
私で申し訳ありませんがこんな感じです。
身長165㎝です。
アウターの下に収まる日もあれば、カメラなど荷物が多い日は上から背負うこともあります。
ちなみに羽織っているのは アークテリクスのベータジャケット です。
価格とコスパのバランス

税込4,400円という価格でこの内容。ノースフェイス「スウィープ」が6,600円(容量4L)であることを考えると、コスパはかなり高めです。
👉 比較対象:スウィープの製品情報はこちら

軽量・柔軟な素材で、タウンユースには十分な性能です。
めちゃコスパいいですね。シンプルな機能で生地感も薄めなので、この値段です。
容量が大きく感じられたり、無駄な機能が省かれていたりと、街使いにはむしろメリットが大きいと感じます。
クラシック・カンガはこんな人におすすめ
- 軽くて大容量なボディバッグ
- 街でも使えるミニマルなデザインが好みの方
- 子どもと出かけることが多く、マザーズバッグっぽく使いたい方
- 高機能より「気軽さ」を重視したい方
筆者の使用感・用途
主に一眼レフを気軽に持ち出すときに使用。レンズを外さずにそのまま入れられる手軽さが便利です。
ちなみにママさんの間では、「抱っこ補助」に使えると話題らしいです(自己責任で)。お子さんを抱っこする時にクラシックカンガの上にのせるイメージですね。この大きさだからこその技です。
まとめ|クラシック・カンガは「ちょうどいい」が詰まったバッグ

今では廃盤ですが、クラシック・カンガ2はまだまだ使える名作バッグ。無駄を省いたシンプル設計で、持ち歩きやすく、収納力も申し分なし。
ちなみに私のクラシックカンガの主な使用用途ですが、主に一眼レフカメラを気軽に持ち歩くために使用しています。レンズを外さずにのもまま入れられるので非常に楽です。
キャッシュレス化で携帯とミニ財布位しか持ち歩かないので、近場で撮影したい場面で便利です。
耐衝撃性はあまりないので、あくまで気軽に撮影したい場面での使用が主になります。
中古やアウトレットで見かけたら、迷わず確保しておいて損はない一品です。🔎 在庫があればラッキー!

なお、最近はクラシックカンガに加えて、別のバッグも併用しています。
最近は「アトム・スリング8L」との使い分けも
ちなみに筆者の場合、パタゴニアの「アトム・スリング8L」もよく使っています。
一眼レフこそ入りませんが、スマホ・ミニ財布・水筒などの最低限の荷物ならぴったり。よりコンパクトで機動力重視のバッグとして愛用中です。
クラシック・カンガ2と比べると、容量やカメラ用途では劣りますが、軽快さとフィット感はアトム・スリングの勝ち。特にアクティブな場面で活躍します。
▶ アトム・スリング8Lの使用レビューはこちら