【パタゴニア】99年製 ストームジャケット ハンター

本ブログでは現行モデルの紹介が主ですが、筆者が所有している過去のパタゴニア製品についても、いくつか紹介していきます。

1回目はパタゴニアの代表的なシェルジャケット、ストームジャケットから紹介します。

ストームジャケットはパタゴニアで定番化していたライトアウター。
1986年頃から2012年頃まで姿、性能を変え製造されてるが、特に良いとされているのは、1996年~2005年までのモデル。

【パタゴニア】99年製 ストームジャケット ハンター

外観

画像は99年製のストームジャケット。品番83602。 
色はハンター。
アウトドアウェアっぽくない、かなり濃いミリタリーなグリーンです。


通常、アウトドアウェアは自然界に存在しにくい赤とか黄色とかでウェアを作ることで遭難時の発見可能性を高めるものだが、このころのパタゴニアは正にアウトドアブーム全盛期であり、このような街で着るためのカラーも定番的リリースされた。
実際着てみるとモッズコートっぽい色味であり、非常に良いカラー。

トリムの切り替えは上品なネイビー。クラシックネイビーであり、上品さを感じさせる。

ストームジャケットのデザインの特徴は、フロントのハの字型の大きなポケットと、その下にある小さめのハンドウォーマーポケットの計4つのポケットです。

この年代の製品全般に言えることだが、シェルの生地感はガサガサとしており、頑丈で、かなり丈夫なものづくり。洋服として非常に頼りがいがある。

昔の米国製リーバイスと、現在店頭で手に入るリーバイスを手に取った時に感じる違い、と例えるとわかりやすいかもしれませんが、とにかく洋服そのものから感じる懐の深さが違います。


サイズ感


165㎝ 55㎏ 
99年製 ストームジャケット ハンター サイズS

バサッと羽織る感じで着るとかっこいい。

余談:タグの見方について

古いものを紹介しているので、タグの見方について説明しておきます。

パタゴニアの製造番号や年代は、裏側に縫い付けられているタグで判断できる。

画像を見てもらうと、F9の部分が年代を表しており、これは99年製を表している。ちなみに2001年製ならF01となる。

また、STYの後にある5桁の数字が製品の品番になる。画像だと83602がストームジャケットの製造番号ということ。

ちなみに、近年のものだと品番の後にシーズンコードがつく。FA23なら2023年の秋冬に製造されたものという具合。

なお、稀にRN51884を品番と思う方がいるが、これは品番ではない。RNは米国における法人登録番号でパタゴニア製品の布タグには全てRN51884 が印字されています。

まとめ

パタゴニア社は長い歴史の中でも、環境保護など、一貫した理念やストーリーを持っている企業です。同時に、時代を超えた名品と言われる製品もいくつかあります。

このストームジャケットも時代を超える名品といって良いでしょう。オールドパタゴニアを牽引した名作であり、現行のパタゴニアでは得られることができない高揚感を感じられることは間違いない。

現在は古着で手に入れるしかないが、裏地の劣化が少ない個体に出会えれば、ぜひ手に取ってもらいたい。

【patagonia】90s ストームジャケット
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beee
都市生活者でも運動習慣を続けられるような機能性ウェアを中心に発信。patagoniaマニア。好きなものはサウナとカレー。