こんにちは。 patagoniaマニアのbeeeです。
パタゴニアのナノエアライトハイブリッドジャケットが気になるけど、公式サイトよりもっと詳しく説明してほしいな…
どんな機能があるんだろう。どの位の気温で着ればいいのかな。
サイズ感もわかるといいんだけど。
この記事では、パタゴニアのテクニカルフリース、「ナノエアライトハイブリッドジャケット」、を実際に購入して使用している私が、性能や着こなしについて解説、レビューしています。
私は実際にナノエアライトハイブリッドジャケット使っているのですが、主にミドルレイヤーとしてアクティブな場面で使用しています。
結論としては、ナノエアライトハイブリッドジャケットは、適度な保温性と高い通気性を両立した。機能素材を切り替えたデザインのパタゴニアらしいジャケットです。
それでは順番に解説していきます。
【パタゴニア】ナノエアライトハイブリッドジャケットをレビュー!【サイズ感あり】
ナノエアライトハイブリッドジャケットのデザイン
画像は、実際に私が着用している「ナノエアライトハイブリッドジャケット」です。
カラーはblack。2023年製、品番84346。
表面はナノエアジャケットと同じ、通気性に優れたシャドー・ストレッチ・リップストップ。通気性に優れた素材です。
フードなし。シェルジャケットとレイヤリングしやすいのが長所です。
ジッパーガレージであごへのあたりも快適です。
腕の後ろ側、両脇、後ろ身頃下部にR1エア素材の切り替えデザイン。
優れた吸湿発散性と速乾性、通気性を提供します。
一見わからないがハンドウォーマーポケットがあります。
デザインとしては極力見えないようになっている。
袖口は伸縮性を備え、適度にフィットします。
速乾性をもちつつも暖かさ封じ込める仕様。
後ろのデザイン。
中央から下がR1エアと同じジグザグの中空糸素材に切り替わっています。
このように、特に汗をかくところに、切り替えが施されている機能美を感じるデザインとなっています。
その分、単純な保温性は通常のナノエアよりも控えめ。
ナノエア⇒保温性◎ 通気性〇
R1エア⇒保温性〇 通気性◎
といったイメージ。
実は、素材の切り替えをしたジャケットはパタゴニアでよくやるデザイン。
過去にはナノパフハイブリッドとか、2024年ならリツールハイブリッド等があり、定期的に展開されているイメージがあります。
機能的であると同時に、デザイン的にも面白い。
ナノエアライトハイブリッドジャケットの保温性、通気性
公式サイトから素材を引用して説明します。
シェルと裏地:通気性に優れた1.6オンス・30デニール・リサイクル・ポリエステル100%のシャドー・ストレッチ・リップストップ。有機フッ素化合物(PFC/PFAS)不使用のDWR(耐久性撥水)加工済み
コントラストパネル:中空糸を使用した5.7オンス・リサイクル・ポリエステル100%のジャカード・フリース
インサレーション:40グラム・フルレンジ・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル93%)。コントラストパネルはブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの工場で製造
シェルのシャドー・ストレッチ・リップストップは通気性に優れる柔らかい素材です。上着とのレイヤリングもしやすい。
切り替え部分はR1エア。そこそこの保温性ながら、通気性に優れるフリース素材です。
インサレーションにはポリエステルの中綿入り。ダウンよりもケアが楽で、濡れても保温性を保ちます。
ちなみに、ナノエアハイブリッドは通常のナノエアと比べ、インサレーションの量が控えめになっています。
ナノエアライトハイブリッドジャケットをナノエアと比較すると…
ナノエアライト ⇒ 40グラム
保温性を重視するならナノエア。
吸湿速乾性、通気性を重視するならナノエアライト。
と使い分けすると良さそうです。
通常のナノエアでもかなり透湿性は高いので、よりテクニカルな場面でナノエアライトを使いましょう。
汗をかいてもすぐに乾くのでびっくりしますよ。
ナノエアライトハイブリッドジャケットの機能性
ナノエアライトハイブリッドは、通常のナノエアと同じく、アクティブインサレーションと呼ばれる中間着です。
アクティブインサレーションとは、中綿素材による優れた保温性を備えながら、同時に透湿性を備えた中間着のことです。
汗抜けするインナーダウンと説明するとわかりやすいでしょうか。
保温性を保ちながら同時に汗抜けもするので、アクティブな場面で活躍する最新のウェアです。
汗でオーバーヒートすることをかなり防げるので、場面ごとにレイヤリングを調整する必要性が少なります。
脱いだり着たりすることが少ない、ずっと着ている状態で快適なジャケットです。
もちろん、暑さを感じる場合はアウターとして使ってもOKです。
ナノエアライトハイブリッドジャケットのサイズ感、コーディネート
画像は165㎝、55㎏の筆者の着用画像です。サイズMを着用。
やや大きめのサイズ感で着用し、街着でも合わせやすいようにしています。ウェア本来の性能を引き出すためには、1サイズ下げる方が良いでしょう。
生地感は薄めでシェルも柔らかいので、どんなジャケットともレイヤリングできます。
公式サイトのサイズ表記です。サイズの分類はスリムフィットとなっています。
ナノエアライトハイブリッドジャケットの洗濯方法
ナノエアライトハイブリッドの選択をする上で重要な点についてお話します。
ナノエアの表面のシェルは、使い込むうちに毛玉ができやすい素材になっています。(私にものはまだ大丈夫ですが…
なので、洗濯する際は裏返して、洗濯ネットに入れ、普通に中性洗剤で洗濯してください。すぐ乾くので乾燥機は必要ないと思います。
まとめ:ナノエアライトハイブリッドジャケットはどんな人におすすめ?
いかがでしたでしょうか?
実際に使用した私の感想ですが、下記の方におすすめのジャケットです。
- パタゴニアの最新のアクティブインサレーションが気になる方
- 寒冷な状況で激しい運動を想定している方
- 荷物を減らしたいため、ずっと着っぱなしで活動できるミドルレイヤーが欲しい方
- 最新の機能をもちつつ、街でも着られるアクティブインサレーションが欲しい方
パタゴニアらしい、素材の切り替えデザインが気になるという方にもおすすめです。筆者は黒を選びましたが、お気に入りのカラーで切り替えでデザインを楽しむのも良いですね。カラー展開や他の着用画像は商品ページを確認してみて下さい。
かなりテクニカルなウェアですが、機能美を愛する方はぜひ検討してみてください。アクティブな場面での快適さが違います。
さらにインサレーションの多いナノエアフーディは下リンクの解説をご覧ください。
R1エアについての詳しい説明は下記の記事もどうぞ。