こんにちは。 パタゴニア大好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。
元々ファッション好きでしたが、最近はアウトドアブランドを日常に取り入れて、快適に過ごすようにしています。
パタゴニアのナノパフとマイクロパフが気になるけど、どんな違いがあるのかな…
自分のライフスタイルにはどちらが合っているんだろう?
パタゴニアの「マイクロパフ」、「ナノパフ」は、ともに化繊インサレーションを使ったシリーズで、ジャケットやベスト等がリリースされています。
私が「マイクロパフ」、「ナノパフ」を実際に使ってみると、自分のライフスタイルに合っており、快適に過ごせています。
この記事は、「ナノパフ」と「マイクロパフ」の違いを知りたい方に向け、書いています。
この記事を見れば、どちらを選べばいいのかわかるはず。ぜひ参考にしてみてください。
さて、いきなり結論ですが、下記のとおりです。
順番に解説します。
【失敗しない】マイクロパフとナノパフの違いを解説【パタゴニア】
マイクロパフについて
画像は、私が所有する「マイクロ パフ フーディ」、「マイクロパフ ベスト」です。
「マイクロパフ」は、濡れても保温性を保つ化繊インサレーションを使ったアイテムです。
まるでダウンのような温かさを提供し、パタゴニアのジャケットの中で重量に対する保温性が最も高い超軽量ジャケットとなっています。
触ってみると、空気をたくさん含んでいて、すごくフワフワしています。
ジャケットで重さ235gと非常に軽く、かつ保温性が高いことが特徴です。
インサレーションにはパタゴニアの独自素材、プルマフィルを使用しています。
「マイクロパフ」の詳しいレビューについては、下記の記事をどうぞ。
ナノパフについて
「ナノパフ」は防風性と耐水性を備えた温かいアイテムです。
アウターとしてもインナーとしても使える汎用性の高さがウリとなっています。
ナノパフジャケットはかなり万能なアイテムです。
1年の内、6か月くらい着用します。
シェルと裏地はリサイクル・ポリエステル100%素材。
インサレーションにはプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコを使用しています。
2020年より「ナノパフ」製品には従来の製造過程に比べて炭素排出量を削減するP.U.R.E.(Produced Using Reduced Emissions)テクノロジーが採用され、消費者から回収されたリサイクル素材を100%使用したプリマロフト社のインサレーションに切り替わっています。
「ナノパフ」の詳しいレビューについいては、下記の記事をどうぞ。
マイクロパフ、ナノパフのデザインの違いは
マイクロパフ
「マイクロパフ」のデザインの特徴は、ロフトを安定させるキルト構造です。少し変わった縫い方をしています。
シェルの質感は、若干光沢があり、アウトドア感があります。
また、裏地はありません。
スペック優先のテクニカルウェア感があります。
p-6ロゴがアクセントになっています。
ナノパフ
ナノパフは、インサレーションの片寄りを防ぐブロック型キルトパターンが特徴です。
シェルの質感は、マイクロパフに比べると光沢が抑えめで、アウターとしても使用しやすい印象です。
ポリエステルの裏地がついています。
普通に街着で着やすい感じです。
同じくp-6ロゴがアクセント。
マイクロパフ、ナノパフのシェルの違いは
マイクロパフ
「マイクロパフ」のシェル
0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%
パタゴニア公式オンラインショップより
ナノパフ
「ナノパフ」のシェル
1.4オンス・20デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%
パタゴニア公式オンラインショップより
シェルの厚みが倍違いますね。マイクロパフはかなり薄いです。
「ナノパフ」は日常使いに頼りがいのあるシェルの厚みですが、「マイクロパフ」は機能性、軽量性を重視。とにかく薄さ、軽さ重視となっています。
このことから、「マイクロパフ」はアウターとしてではなく、インナー(ミドルレイヤー)として使用することを重視して作られたアイテムということがわかると思います。
マイクロパフ、ナノパフのインサレーション(中綿)の違いは
マイクロパフ
インサレーション:ポリエステル100%の65グラム・プルマフィル。
画期的な軽量のプルマフィル・インサレーションはダウンの構造を模倣する連続した化繊のインサレーション素材で、ダウンのように温かくコンパクトに収納できるうえ濡れても保温性を維持
パタゴニア公式オンラインショップより
プルマフィルは、パタゴニアのアウトドアブランドとしての技術力の結晶ともいえる素材です。
プルマフィルを使用している「マイクロパフ」は、パタゴニアのジャケットの中で重量に対する保温性が最も高い超軽量ジャケットと言えます。
ナノパフ
インサレーション:P.U.R.E.(Produced Using Reduced Emissions)テクノロジーを採用し、消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル55-100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ。
消費者から回収されたリサイクル・ポリエステルを55-100%含む60グラム60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコは重量に対する保温性に非常に優れ、濡れても保温性を維持するうえ、従来の製造方法に比べ炭素排出量を削減。2020年製品以降はP.U.R.E.(Produced Using Reduced Emissions)テクノロジーを採用
パタゴニア公式オンラインショップより
「ナノパフ」のプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコはパタゴニア製品らしいリサイクル素材です。
まさにパタゴニアの企業理念が体現された素材ですね。
なお、どちらもダウンではなく、化学繊維である化繊インサレーションを使用しています。
ダウンと違って濡れても保温性を保ち、自宅で洗えるのでケアが楽です。
ずぼらな私にはピッタリです(笑)
マイクロパフ、ナノパフの重さの違いは
例 さつまいも1本位
●ナノパフフーディ 363g
例 350mlペットボトルのジュース位の重さ
例えが微妙かもしれませんが、マイクロパフフーディの方が65%位軽量です。
とにかく「マイクロパフ」は着ていることを忘れるほど軽いです。
タウンユースで使用する分にはあまり違いを感じないかもしれませんが、実際に着たまま1日行動したり、アクティビティに使用する場合は、この差はかなり大きいと感じるはず。
マイクロパフとナノパフ、アクティビティで使用する場合はどっち!?
「ナノパフ」でも十分すぎるほどアクティビティに対応できます。また、アウターとしても使用する場合は、シェルの厚さがある「ナノパフ」はの方が、多少雑に扱っても問題ありません。
しかし、「マイクロパフ」はをミドルレイヤーとして使用すると、シェルの薄さと引き換えに、保温性と軽量性が高レベルで融合していることが体験できます。
とても寒い状況などで、アウターとしてハードシェルを着るような状況であれば、ミドルレイヤーとして「マイクロパフ」が優れています。
マイクロパフとナノパフ、街着で使用する場合はどっち!?
まず、アウターとして使用する場合は、「マイクロパフ」のシェルの薄さはアウトドア感がでてしまうため、あまりおすすめしません。
対して、「ナノパフ」はそこそこのシェルの厚みがあり、アウターとして使用しても問題ないでしょう。
次にインナーとして使用する場合です。インナーダウン的な使い方ですね。
この場合は、ナノパフのシェルの厚みや裏地があることは、多少、着ぶくれの要因になります。少しでも薄いインナーダウン(化繊)として使いたい方は、薄くて暖かい「マイクロパフ」がベストです。
とはいえ、タウンユースであれば、よほど細いアウターを着ない限りナノパフでも十分と言えます。
マイクロパフとナノパフ、ライフスタイルに合った方を選択しよう
いかがでしたでしょうか。
「マイクロパフ」と「ナノパフ」は、どちらもアクティビティからタウンユースまで使える性能、デザインです。
他ブランドと比べても、登山用とタウンユースとの境がなく、そのどちらにも使える製品であることがパタゴニアらしいアイテムとなっています。
●アクティビティ中心で、主にインナーとして使いたい
⇒マイクロパフ
●街着中心で、アウターからインナーまで幅広く使いたい
⇒ナノパフ
なお、パタゴニア製品は製品保証サービスがありますので、もし使用していて故障があっても、直営店等で修理してくれるので安心です。
例年、人気色やサイズはシーズン前に売り切れます。購入はお早目に。
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