【街着限定】パタゴニアのダウン、化繊ジャケットを暖かい順に紹介【2024年】

こんにちは。 patagonaa大好きおじさん、beeeです。(@BEEE62359542)です。

パタゴニアのダウンジャケットが欲しいけど、種類がたくさんあってよくわからないな……
公式サイトの紹介文を見てもよくわからないから、誰か解説してくれないかな…

この記事では、パタゴニアの2024年現行のダウンジャケット、化繊インサレーションのジャケットを、暖かい順にランキング形式で紹介します。

1位から10位まで発表するので、ぜひ気になるものを見つけて下さい。

それではいってみましょう。

【街着限定】パタゴニアのダウン、化繊ジャケットを暖かい順に紹介【2024年】

第10位 ダウン・セーター・フーディ

パタゴニア定番の、軽量で使いやすいダウンジャケット。

シェルには1.2オンス・20デニール・ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロンを使用。中綿にはレスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)認証済みの800フィルパワー・ダウンを使用しています。

アウターとしてもインナーダウンとしても使用できるタイプ。シェルの中に着こみ、インナーダウンとして使用するとかなり暖かさが実感できます。
800フィルパワーのダウンを使用しており、それほど寒くない地域だと、これだけで冬を越せます。

第9位 DAS ライト・フーディ

化繊インサレーションを使用した超軽量なビレイ用フーディ。

シェルには0.8オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・プロ・リサイクル・ナイロン100%のリップストップ。裏地には0.8オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リサイクル・ナイロン100%のリップストップを採用。

65グラム・プルマフィル・リサイクル・ポリエステル100%のインサレーションを使用しています。これは定番のマイクロパフジャケットと同じ。

人気のDASパーカを使いやすくしたモデルであり、またマイクロパフジャケットのシェルを厚くしたモデルでもあります。

筆者個人的には、この Forge Greyカラーがたまらなく好き。

【patagonia】DASライト・フーディ
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第8位 ウインドシャドー・ジャケット

150デニールのしっかりした防水シェルに化繊のインサレーションを組み合わせたタウン用のジャケット。

シェルにはH2Noの防水性のある2層構造の4.7オンス・150デニール・リサイクル・ポリエステル100%のリップストップを使用。インサレーションには80グラム・サーモグリーン・リサイクル・ポリエステル100%を採用。

フード付き、短丈のデザインで日常使いに良さそうなデザイン。また、H2Noのシェルに化繊のインサレーションなので、雨でもきにせず使えて、タフに日常使いできそうなジャケット。

【patagonia】ウインドシャドー・ジャケット
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第7位 ダウンドリフト・ジャケット

一方こちらはレトロ調なデザインの光るダウンジャケット。

シェルは4.2オンス・4プライ・ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン100%のファイユ。裏地は2.2オンス・リサイクル・ポリエステル100%のタフタ。中綿には600フィルパワー・リサイクル・ダウン100%を使用。

フードは取り外し可能。フロントジップはダブルジップの上にスナップボタンでも開閉可能。ポケットも八の字で少しデザインが入っている。現代のパタゴニアで作られたレトロなダウンジャケットといった感じのジャケットです。

Torrey Pine Greenのみ、胸元のP-6ロゴが、1970年代にあったようなのレトロなロゴとなっている。patagonia50周年の記念デザインなのか、しばらくこの路線なのかは不明。

【patagonia】ダウンドリフト・ジャケット
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第6位 ウインドシャドー・パーカ

丈が長めのタウン用ジャケット。かなり風を防いでくれそう。

シェルはH2No素材の2層構造の4.7オンス・150デニール・リサイクル・ポリエステル100%のリップストップ。身頃は200グラム、フードと袖は150グラムのサーモグリーン・リサイクル・ポリエステル100%のインサレーションが使用されています。

ウインドシャドー・ジャケットの丈を長くしたバージョンで、デザインはシンプルにまとまっている。化繊のインサレーションなので濡れても保温性を保ち、ダウンよりも使い勝手が良い。防水性のしっかりしたシェルなので、悪天候にも対応できるでしょう。

【patagonia】ウインドシャドー・パーカ
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第5位 サイレント・ダウン・パーカ

ひっそりとここ数年継続しているダウンジャケット。

シェルは2オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル70%)のストレッチ・タフタ。裏地も同じ素材。インサレーションには700フィルパワー・リサイクル・ダウン100%を使用。

丈が長いジャケットで防風性が高いが、ダウンを使用しているため、重さ737gと軽量。6位のウインドシャドーパーカは1117gなのでかなり軽い。

ポケットのデザインがレトロな感じだが、カラー展開がblackのみなので、そんなに売れ筋ではなさそう。

【patagonia】サイレント・ダウン・パーカ
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第4位 ジャクソン・グレイシャー・ジャケット

ジャクソングレイシャーは2017年からの定番商品だったが、2024年から大々的にアップデートされた。

シェルにH2No パフォーマンス・スタンダード採用の2層構造のシェルを採用、ジップは止水ジップにグレードアップし、かなり防水性が高い。インサレーションには700フィルパワー・リサイクル・ダウン100%を使用し、十分な保温性。

ダウンは濡れるとロフトがつぶれて保温性がなくなってしまうものですが、2024年のアップデートではシェルやジッパーの防水機能の高め、ダウンの弱点を克服するジャケットとなっている。その分値段も52,800円⇒71,500円とかなり高価格帯になった。
近年のパタゴニアの街着用ダウンといえばジャクソングレイシャーが定番だったが、かなり機能性重視でハイグレードなジャケットに進化している。また、P-6ロゴがモノトーンのデザインになっており、patagonia社の力の入れ具合がわかる。

【patagonia】ジャクソン・グレイシャー・ジャケット
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第3位 DAS・パーカ

patagoniaファンおなじみのDASパーカ。
現代のDASパーカはエアロゲル・テクノロジー採用の化繊インサレーション。本格的なビレイパーカとしても使用できる商品となっている。

シェルは0.8オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・プロ・リサイクル・ナイロン100%のリップストップ。裏地は0.8オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リサイクル・ナイロン100%のリップストップ。インサレーションにはクロス・コア・テクノロジーを採用した、133グラムと40グラム・ポリエステル100%(消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル75%)のプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコを採用。

90~2000年代に大人気だった名作DASパーカよりも、さらにビレイパーカっぽく機能性重視のジャケット。正直、街着にはどうかなといった評判だと思う。筆者的にも、スペック重視すぎて薄めのシェルと長めの着丈(Mサイズで着丈82㎝)が街着っぽい感じではないと思う。
ただし、エアロゲルの性能を味わうには今のところDASパーカしかないので、ギアとしても高性能な化繊のジャケットが必要という方はおすすめ。重さ556gとかなり軽量。

【patagonia】DAS・パーカ
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第2位 フィッツロイ・ダウン・フーディ

単純にダウンとしてだけの性能なら、筆者の一番のおすすめがフィッツロイダウン。

シェルは1.1オンス・20デニール・パーテックス・クアンタム・リサイクル・ナイロン100%のリップストップ。裏地は0.8オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン100%のリップストップ。インサレーションにはレスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)認証済みの800フィルパワー・ダウン100%をたっぷり使用しています。

重さ485gとDASパーカよりさらに軽量で、かつ、ダウンの量がかなり詰まっているため、羽織っただけでかなり暖かく、上質なダウン本来の性能を感じることができます。

街着でも使いやすい形をしているので、とにかく軽く、暖かいジャケットが欲しいという方は試してみるのをおすすめ。価格55,000円もスペックの割に安く感じる。

第1位 ストームシャドー・パーカ

公式サイトいわく、「ストームシャドー・パーカはパタゴニア製品の中で最も温かいフード付きの防水性パーカ。」

シェルには平織りの3オンス・75デニール・リサイクル・ポリエステル100%の2層構造ePE採用のゴアテックス・ファブリクス。裏地は2オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル70%)のストレッチ・タフタ。チンガードとハンドウォーマーポケットの裏地には6.5オンス・リサイクル・ポリエステル100%の起毛トリコットを使用し、インサレーションには700フィルパワー・リサイクル・ダウン100%を採用。

現行のパタゴニアでは、ゴアテックスのシェルを使用したタウン用ジャケットはストームシャドー・パーカのみ。また、このジャケットは胸元のP-6ロゴがモノクロデザインになっており、特別なジャケットであることがうかがえる。ただし価格も特別で、なんと143,000円。筆者的には手が出ない。

しかし、環境への配慮からゴアテックスの使用に長年消極的であったパタゴニアが、納得のいくリサイクル素材を使用したゴアテックスの使用に踏み切り、タウン用ジャケットとしてリリースしたという面では注目のジャケットとなっている。

【patagonia】ストームシャドー・パーカ
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まとめ:暖かいpatagoniaのダウンで冬の寒さを楽しもう

いかがでしたでしょうか?

筆者の個人的意見を踏まえつつ、パタゴニアの現行ダウンを紹介してみました。

ちなみに、完全に登山用で街着に使えないアルプロフト・ダウン・パーカと、シェルとインサレーションのセット販売のトレス・スリーインワン・パーカ等はランキングから除外しましたのであしからず。

今年は機能的なpatagoniaのダウンジャケットを着て冬の寒さを楽しんではどうでしょうか。なお、本記事で紹介した以外のカラー展開や着用画像は公式サイトを確認してみて下さい。