【patagonia】97年製 トーレジャケット ディープパープル

画像は97年製、トーレジャケット。品番83323。 

カラーはディープパープル。定番色ではないため、97年しか製造されていない。

トーレジャケットはスーパーアルパインが廃盤になった後に登場した、当時の最高峰モデル。1996年〜1999年に製造されたモデルになる。

【patagonia】97年製 トーレジャケット ディープパープル

トーレジャケットの特徴

このトーレジャケット、素材、カラーの切り替えデザインがとにかくかっこいい。

ディープパープルでは、胸から首元までの切り替え、脇下のベンチレーション、フードの内側、向かって左から2番目の胸ポケットの内側、さらに裾の内側が赤トリムの切り替えになっている。

さらに、P-6ロゴから上は若干しなやかなシェル、下はかなりバリバリとしたリップストップ素材の切り替えになっている。よくみると、カラーも濃薄がで違いがあることがわかる。

これだけ切り替えまくっているのに、全体としてまとまりつつ、かつアウトドアウェアっぽいかっこよさもあるというのは、素晴らしいことだと思う。現行のパタゴニアでは絶対製造してくれないだろう。

また、当時のパタゴニアに共通する水色の裏地は、剥離しにくいという点も今となっては良いポイント。

ちなみに、トーレジャケットは前期、後期でマイナーチェンジしており、写真は前期型。
前期型の特徴は、ジッパープルが外に出ている胸ポケットがまっすぐなこと。後期型は八の字型になっており、内側にメッシュのポケットがついている。

似たデザインにストレッチトリオレットジャケットというものもあるが、背中から脇下にストレッチ素材を用いているものであり、バリバリとしたハードシェルであるトーレとは似て非なるものである。特に後ろから見るとデザインに違いがある。

まとめ:トーレジャケットのサイズ感

・サイズ感 165㎝55㎏  トーレジャケットのサイズMを着用。

前回の記事で紹介したストームジャケットと比べ、着丈が短めなので、街着でも大変使いやすい。欠点としては、ハンドウォーマーポケットがないので、手の置きどころに困ることもあることだろう。

4年間のみの製造であり球数がが少ないこともあるだろうが、歴代パタゴニアの中でも屈指の名作ジャケットと言えると思う。

beee
都市生活者でも運動習慣を続けられるような機能性ウェアを中心に発信。patagoniaマニア。好きなものはサウナとカレー。