パタゴニアのインナーダウン3選!【ナノパフ、マイクロパフ】

パタゴニアのインナーダウンはどんなものがあるのかな?
例えばレトロXに合わせるとしたらどんなインナーダウンがいいのかな…
モンベルのインナーダウンと比較してどうなんだろう…

こんにちは。 パタゴニア大好きおじさん、beee(@BEEE62359542)です。

パタゴニアのインナーダウンは、アウトドアスペックで高性能なものが揃っていますが、あまりパタゴニア製品に詳しくない方は、どのウェアが自分に合っているのかわからないと思います。

この記事は、パタゴニアのインナーダウンについて、どのモデルがどんな特徴があるのか、実際のレビューを交えつつ、3つ紹介します。

私が実際にパタゴニアのインナーダウンを着ていますが、非常に満足度が高く、長く愛用できるものばかりです。

ぜひ本記事をご覧の上、お気に入りを見つけて下さい。

パタゴニアのインナーダウン3選

ナノパフジャケット

画像は、私が所有している「ナノ・パフ・ジャケット 」です。

カラーはオレンジ、サイズはXSサイズです。

品番:84212

シェル:1.4オンス・20デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。裏地:1.3オンス・22デニール・リサイクル・ポリエステル100%。PFC不使用のDWR(ペルフルオロ化合物を含まない耐久性撥水)加工済み。

インサレーション:P.U.R.E.(Produced Using Reduced Emissions)テクノロジーを採用し、消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

パタゴニア公式オンラインショップより

重さ337gです。

インナーダウンとしても、アウターとしても使える汎用性の高いアイテムです。

私が実際にそうなのですが、パタゴニアが好きな方によく愛されているモデルだと思います。

スペック的に目立ったところはないのですが、汎用性が高く、ついつい着用してしまう、そんなジャケットです。

実際に使ってみると、秋口~春までと期間着用が長く、ヘビーユースしています。
それほど寒くない地域であれば、これだけで冬を越せる位だと思います。

1.4オンスの20デニールナイロンが、アウターとして着用しても丁度いい生地感なので、アウターとして着用しても問題ありません。

インサレーションにはリサイクル・ポリエステル100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコを使用しています。

また、濡れても保温性を保つ化学繊維の中綿であるため、少々の雨でも問題ありません。また、気軽に洗えてケアが楽です。

環境に配慮されたリサイクル素材100%の中綿素材を使用しているところが、パタゴニアの企業理念の現れですね。

メンズ・ナノ・パフ・フーディ - Classic Navy (CNY) (84222)

「ナノ・パフ・フーディ」

パタゴニア公式オンラインショップより

パタゴニア/PATAGONIA “MEN’S NANO PUFF HOODY・メンズ ナノパフフーディ” フード付きダウンジャケット
created by Rinker
メンズ・ナノ・パフ・ベスト - Buckwheat Gold (BKWG) (84242)

「ナノ・パフ・ベスト

パタゴニア公式オンラインショップより

パタゴニア ◆ メンズ ナノパフベスト NANO PUFF VEST 84242
created by Rinker

さらに詳しい「ナノパフ」のレビューが気になる方は下記の記事からどうぞ。

マイクロパフジャケット

※画像は私が所有しているフーディタイプの「マイクロ・パフ・フーディ」です。

カラーはblackで、サイズXSです。


品番:84065

シェルと裏地:0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。

インサレーション:ポリエステル100%の65グラム・プルマフィル。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

パタゴニア公式オンラインショップより

重さは235 gです。

パタゴニア製品の中で、重さに対する暖かさが最も高いアイテムです。

かなり薄いのですが、驚くほど暖かいです。

しかし、シェルが薄い(裏地と同じ素材)なので、アウターとしてではなく、インナーダウンとして使用することで真価を発揮するウェアです。

インサレーションには、ポリエステル100%の65グラム・プルマフィルを使用しています。

特徴的なステッチ

このプルマフィルは羽毛状になっており、高い保温力がある素材となっています。

よく見ると、特徴的なステッチになっていますが、ロフトを安定させ最大限にするキルト構造になっていて、パタゴニアの技術力を結集したアイテムとなっています。

私が所有している「マイクロ パフ ベスト」

ベストタイプもあり、インナーダウンとして使いやすいです。

パタゴニア製品の中でも「インナーダウン(化繊)専用」といった立ち位置ですね。

もちろん、化繊インサレーションであるため、濡れても保温性を維持します。

デメリットは、スペック重視でリサイクル素材を使っておらず、高額になっている点です。

スぺック的なこだわりのある方にとっては、期待に応えてくれるアイテムです。

メンズ・マイクロ・パフ・ジャケット - Black (BLK) (84065)

「マイクロ・パフ・ジャケット

パタゴニア公式オンラインショップより

さらに詳しいレビューは下記の記事からどうぞ⇓

ダウンセーター

画像は私が所有する「ダウン・セーター 」です。

カラーはblack、サイズXSです。

品番:84674

シェル:1.4オンス・20×30デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。裏地:1.4オンス・20デニール・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%。DWR加工済み。

インサレーション:800フィルパワー・アドバンスト・グローバル・トレーサブル・ダウン(強制給餌や生きたまま羽毛採取が行われたものでない鳥から供給されたことが追跡され保証されている、NSFインターナショナルの認証済みグースダウン)。ブルーサインの認証済み

パタゴニア公式オンラインショップより


重さは371 gです。

パタゴニアのダウンウェアを代表する定番商品です。

インサレーションには800フィルパワー・アドバンスト・グローバル・トレーサブル・ダウンを使用しています。

一般には高級ダウンの目安は650フィルパワーと言われますので、かなり品質のいいダウンを使っていることがわかると思います。

ダウンの封入量もそこそこ多いので、日本の気候ではアウターとして使用することが多いアイテムです

とはいえ、ハードシェルのインナーには十分使えます。オーバーサイズの街着アウターのインナーとしても、使えないことはないです


ただし、タイトなジャケットの下に着ることは難しいでしょう。

詳しいレビューは下記からどうぞ。

レトロXに合わせるとしたら!?

パタゴニアの人気製品、レトロXに合わせるとなると、温かさと薄さを両立しているものが望ましいです。

このことから、マイクロパフがベストです。

レトロXは防風性があり、暖かいアイテムですので、マイクロパフ・ベストあたりがベストかと思います。
※2023年8月追記
現在だとナノエア・ライト・ベストあたりがベストでしょう。

モンベルのインナーダウンと比較

私が所有しているmont-bell「U.L.ダウンベスト」
イメージ画像

モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」

mont-bell公式オンラインショップより

モンベルの定番インナーダウン「スペリオダウン」のラウンドネックタイプと比較してみます。スペックは以下の通り。

【素材】15デニール・フルダル・ナイロン・リップストップ[ポルカテックス®加工]

中綿:800フィルパワー・EXダウン

【平均重量】156g

mont-bell公式オンラインショップより

暖かさを比較

「スペリオダウン」は800フィルパワーのダウンを使用しており、なかなか高品質です。

しかし、重さを見るとわかりますが、ダウンの封入量はそれほどでもないようです。

防風性を含めた単純な暖かさで比較すると、

スペリオダウン < マイクロパフ < ナノパフ < ダウンセーター

といった感じでしょうか。

ナノパフはシェルがそこそこ厚いので、防風性も期待でき、体感的に寒さを感じにくいといった印象があります。

シェルの厚さを比較

マイクロパフ < スペリオダウン < ナノパフ < ダウンセーター

という感じ。

マイクロパフ、スペリオダウンをアウターとしての使用するには、シェルの厚みがないので、頼りない気がします。

 

なお、スペリオダウンは価格11,880円と安価であることが大きなメリットです。

価格を気にしなければ「マイクロパフ」が良いが…

いかがでしたでしょうか。

パタゴニアのダウン製品は必要最小限といったラインナップですが、いずれも魅力ある商品です。

また、リサイクル素材を使ったインサレーションを使用している「ナノ・パフ」が看板商品といった感じの立ち位置かと思います。

本記事をまとめると、下記のとおりです。

●インナーでもアウターでも気軽に使えて、ケアも楽なインナーダウン(化繊) が欲しい方

●できる限り軽量で薄く、暖かいインナーダウン(化繊)が欲しい方

●アウターとして使えて、かつハードシェルやオーバーサイズのアウターの中に着る温かさ重視のインナーダウンが欲しい方


なお、人気色やサイズはシーズン前に売り切れます。入荷してすぐ購入する方が良いかもしれませんね。